【Angel Hand あとがき】
はじめましての方ははじめまして。そうでない方はご無沙汰しております。作者の葉月ミハルです。
私の作品を当サイトで新たに公開するのは、実に数年ぶりになります。
その数年の間何をしていたかといいますと、一言で言うとオフラインで同人誌を作って頒布するという形を取っていました。
実はこの作品もそういった形で発表する予定で書いた作品だったのですが、諸々の都合により「これじゃいつになったら出せるかわからない」という状態になってしまったため、このままお蔵入りさせるのも忍びないので久々のWeb公開という形になりました。
さて、世の中には「あとがきを先に読む」という主義の方が少なからずおられるとのことですので、作品に関するネタバレは抜きの方向で語った方がいいのかとも思いつつ、しかし普通はあとがきは後から読むものであり、先に読む主義の方もその辺はわかってて読まれるのだと思うのであえてその辺は気にせず行きます。
そんなわけで以下、かなりのネタバレが存在します。
元々この物語は「天帝を名乗る女の子が世界征服を目指す物語」として書こうとしたのですが、最近は主人公が女の子というパターンばかり書いていたので、たまには違う視点から書こうと思い、従者のラータルト君を主人公にしてそちらの視点を中心にしてみました。
このラータルト君、終盤に入る前あたりでかなり過酷な現実を知ってしまう羽目になるわけですが、そんなわけでこの物語のテーマは「正義のためと信じて犯した罪は許されるのか」などといった非常に重いものになっています。序盤の比較的軽いノリに騙されてしまった方、ごめんなさい。
もっとも現実世界においては、昔はもちろん現代でさえも、この物語程度じゃ済まない悲惨な出来事が、正義のため、もしくは信仰のために引き起こされているわけですが。
などと堅苦しいことをもっともらしく並べるとそのうちボロが出るのでこの辺にしておきます。
この作品自体はもちろんこれで完結しているのですが、彼らの旅はまだまだ続きます。だからといって作者が続編を書くかどうかと言われれば、今のところ予定はありません(頭の中で妄想したネタならいくつかないこともないのですが)。
ミオは無事に世界を統一し、ハジメを救うことができるのでしょうか? それは未来の出来事なので神様にもわかりません。心の中で彼らの健闘を祈りましょう。声に出して祈るとちょっとアブナイ人です。
そんなわけでこの物語は終わりです。
次の作品で是非お会いしましょう。もっとも、次の作品がどのような形で公開されるかは全く決まっていないのですが。
それでは、またのお越しをm(_ _)m
2006.2.27 Miharu Hazuki
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